犬の寄生虫の病気
犬がよくかかる寄生虫は、マダニではないでしょうか。
草むらや芝生などどこにでもいる虫です。
最近では、温暖化のせいか冬でもいることがあるらしいです。
このマダニは、犬の皮膚にくっつき、血を吸います。
血を吸う前は2~3ミリなのですが、血を吸うと小豆~大豆大まで大きくなります。
マダニは「バベシア」という赤血球を破壊し、最悪死に至る病気を持っていることがあるので注意が必要です。
マダニが寄生していることがわかったならば、ダニの頭部を残さないようにゆっくり引き抜きましょう。
マダニが寄生することを予防する薬や、駆除剤などもありますから、自然の多い場所にいる犬はこれらを使用しましょう。
犬の寄生虫でよく知られているものでフィラリアがあります。
春~夏にかけてフィラリア予防薬を飲んでいる犬はほとんどではないでしょうか。
最近では、予防薬を飲ませている飼い主が多いので数は減ってきていますが、フィラリアは蚊を媒体にして犬の体内に入るので、寄生される確率は比較的高いです。
フィラリアは、心臓に寄生してしまう白く細長い虫で、血液の流れを阻止してしまう病気です。
ひどい場合は死に至ってしまう病気です。
このフィラリアは、予防薬を飲んでいれば防げる病気ですから、飼い主が気をつけれていればかからなくて済みます。
比較的子犬がかかっている寄生虫で回虫があります。
回虫は、母体から感染することが多く、肺炎、肝炎、栄養障害などが起こったり、下痢、嘔吐する犬もいます。
子犬を産ませる前に母犬は、回虫が寄生していないか検査し、いる場合は駆虫する必要があります。
この回虫は、人畜共通の病気です。
時に子供の感染が多く、肝臓、脳、目、筋肉などに寄生します。
犬が感染しているときは、人間に移らないように気をつける必要があります。
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