猫の消化器の病気
猫は、毛づくろいをする動物です。
毛の抜け変わる時期や、ストレスがたまって異常に毛づくろいを行うと、たくさんの毛を飲みこむことになります。
普通に嘔吐や排泄することが出来れば問題ないのですが、食事が合わなかったり、毛玉が大きくなりすぎてしまうと排泄することが難しくなり最悪手術して取り除くことになってしまいます。
毛玉症の症状としては、食欲がなくなったり、食後に嘔吐します。
通常は、嘔吐のときに毛玉も排出されるのですが、大きくなり固くなってしまうと、嘔吐でも排泄でも出てこなくなるのです。
出てこなくなってしまうと、便秘、腸閉塞などの症状も出てきます。
このようにならないためにも、まめにブラッシングして飲み込む量を減らすようにしましょう。
特に長毛種は、毎日のブラッシングが大切です。
食事も毛玉症にならないためには重要ですので、その子にあう食事を見つけるようにしましょう。
猫の病気でも怖いもので猫コロナウィルスがあります。
猫コロナウィルスは、腸炎性コロナウィルスがあり、腸炎を起こす病気です。
この病気は、感染猫との接触や汚染されたものからの感染が多いので、外に出している猫がなりやすい病気です。
年齢も6か月から3歳の猫が多く、初めは、発熱、食欲不振、下痢、嘔吐・貧血などの症状が出てきます。
そして、お腹や胸に水がたまったり、中枢神経や眼、腹膜などの期間が侵されたりしてしまします。
この病気の治療法はまだありません。
また特効薬もありません。
ですから、発症したらほぼ死んでしまう病気です。
アメリカでは予防注射がありますが、日本ではまだないのが現状です。
感染させないことが予防の方法なので、猫を自由に出さないようにするといいでしょう。
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