猫の耳の病気
猫は犬ほどではないですが、外耳炎などの耳の病気になります。
猫が後ろ足で耳を掻く、頭を振るなどのしぐさをしたら外耳炎をおこしていることもありますので注意が必要です。
外耳炎といっても色々なものが原因で起こります。
外傷性外耳炎、耳ダニ症、真菌性外耳炎、細菌性外耳炎などがあります。
外傷性外耳炎は、猫同士のけんかなどで出来た傷が原因で起こる外耳炎です。
わかりやすい所に傷があればすぐに洗浄や消毒などで治療することができます。
毛などで隠れた傷はわかりにくく、数日たって化膿していたり熱を持っていたりしえ発見することもあります。
傷の状態にもよりますが、簡単な消毒で済むものから、手術が必要なものまであります。
早期治療をしたほうが治りも早く、悪化することが防げますので、まめに猫の体をチェックするようにしましょう。
真菌性外耳炎や細菌性外耳炎は、皮膚糸状菌やマラセチアなどのカビや黄色ブドウ球菌が耳の中について起こる外耳炎です。
起こりやすい状態としては、抵抗力が落ちているときや傷があったり、耳の中が湿っぽい状態のときです。
主な症状としては、痒みがあったり、色々な色の耳垢がたまったり、特有の臭いがあったりします。
このような外耳炎になってしまった場合は、耳の中をきれいに洗浄して、薬などを塗ったり飲んだりして治していきます。
真菌などは、意外にもしつこいことが多いので、根気よく治療する必要があります。
猫の耳の病気は、日頃猫に触れ異常がないかを調べるようにしましょう。
耳垢がたまっていないか、変な臭いはしないか、傷がないかなどスキンシップをとることでわかることが多いです。
耳の病気はそのまま放っておいても治ることはないので、早めに病院に行き治療しましょう。
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