犬の皮膚病対策
犬の皮膚を健康的に保つためには、ブラッシングがかかせません。
どんな毛質でも、日々のブラッシングによって健康状態を把握することができ、毛についたホコリや死毛を取り除くことができます。
また、ブラッシングにより、皮膚のマッサージ効果もあります。
毛の絡まりやすい犬種、トイプードルなどは毎日のブラッシングによって毛玉ができるのを防ぐことができるのです。
毛の生え換わる犬種は、生え換わりの時期は特に念入りにブラッシングを行い、死毛を取り除きましょう。
犬の皮膚病を防ぐには、清潔にすることも大切です。
犬の皮膚は人間に比べてデリケートに出来ています。
ですから、犬のシャンプーは2週間に1度くらいにします。
シャンプーも人間用ではなく、必ず犬用を使いましょう。
犬のシャンプーでも、皮膚の状態に合わせて色々な種類があります。
乾燥肌用、べたつく犬用など、その犬に合ったシャンプーをするようにしましょう。
シャンプーをする際のお湯の温度は人間がぬるいと思うぐらいの温度がいいでしょう。
また、シャンプー後は、タオルドライをして、その後、ドライヤーで完全に乾かしましょう。
湿った状態が続くと、皮膚病になる原因になってしまいます。
皮膚や被毛の健康を保つためには、バランスのとれた食事が大切です。
犬の栄養の3割は被毛を作ることに使われます。
もし、栄養が不足してしまうと、健康な被毛を作ることができなくなってしまい、毛づやが悪くなり、脱毛するなどの症状が出てきてしまう場合もあります。
健康な被毛を作るためには良質のたんぱく質を摂取する必要があるのです。
皮膚病になる原因で多いのはノミやダニです。
特に春~秋にかけては、ノミ・ダニの動きが活発になるので防がなければいけません。
防ぐ方法としては、首筋に薬を塗るスポットタイプのものや、バンダナタイプのものなどがあります。
たかがノミやダニと思っていても、皮膚病を引き起こす原因だけではなく、ノミは消化器系の寄生虫の媒介しますので、注意が必要なのです。
もし、ノミやダニが犬の体についていたら、早期に駆除する必要があります。
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